Daisuke Matsuzaki

画家 松崎大輔のブログ

育ちの傷に向き合う

(2021年12月4日にNoteに書いた記事です)

節々で僕が抱えるものや生きづらさについて書いてきましたが、ここ2〜3年くらいでやっと自分が幼少期に虐待による受けたトラウマ、育ちの傷に向き合えるようになりました。

親がやっていた宗教の影響や、その後はまってしまった質の悪いスピリチュアルの影響とかで随分遠回りしましたが、この社会は問題の本質を見させない罠ばかり。

自分がいかにひどい環境で育ち、両親の不仲の八つ当たりの的にされ、心を壊され、その後ずっと人間としての土台が壊されたまま生きてきたか、40年も時間がかかってしまいました。

特に母親の劣等感から来る嫌味に散々自己肯定感を壊され、昔は父も恐怖で子どもを操る人間だったので、僕には身近な両親という感覚が全くありません。
だから当然絶縁しました。

最近になってこの心理的虐待の後遺症から来る,適応障害がひどくなってしまい、たまにバイトをしたりするのも厳しくなってしまいました。
ずっと不安定な生活をしてきたので、だいぶ心が疲弊してます。

そんな中こちらの状況を分かっているのに、わざわざモラハラしてくる最低野郎も少なくなく、生きることのハードルが上がってしまいました。

もちろん生きること、描くことは諦めません。
こういうことを書くと、よく年長者の人に「頑張ってください」と言われてしまうのですが、本当に迷惑です。十分人生が壊れるほど頑張って生きてます。

全ては愛、とか、それはエゴです、だとか言う頭の悪すぎる扇動家、詐欺師にもうんざりしてます。
両親も大変だったとかいうこちらの苦労を台無しにする発言も。

自分がこういった問題を抱えていても、ほとんどの人がこうやって真っ向から向き合えないのも分かりました。もしくは自分の闇を誤魔化して他人を叩いたり、醜いヘイトに走るのばかり。

多様性を語るなら、僕という個を尊重して下さい。あなたの都合の良いエモさで回収せず、僕という人間の人権、尊厳を尊重して下さい。

僕に何かしてあげたい、助けたいと思うなら、僕の絵を買ってください、僕に絵のお仕事をください。

俺はお国のためとか、お前らの体裁や成果、利益のために生きてるんじゃない。